【前編】新幹線延伸前、最後の金沢行きサンダーバードに乗る旅

2024年3月17日日曜日

鉄道 旅行

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みなさん、お元気でしょうか。残念ながら、いまの私は元気ではありません。
睡眠2時間半でこの旅行をしたせいで体調を崩したためです。これを書く直前に体温を測ったら37.7℃でした。ヤバい。

さて、2024年3月16日土曜日、ついに北陸新幹線が金沢駅から敦賀駅まで延伸しましたね。東京と福井が一本で結ばれた一方、関西圏からは特急サンダーバードが敦賀駅で折り返しとなり、新たに乗り換えが発生してしまい、賛否両論な印象を受けます。大阪延伸早く決まってほしい

いよいよ最後となる「金沢行き」サンダーバード



発車標の「金沢」の文字。翌日からは全て敦賀行きになるため見納めです。平日の朝7時ということもあってか満席ではないものの、かなり乗車率が高い印象を受けました。

快晴のなか湖西線を颯爽と駆け抜けていきます。琵琶湖がキレイ。


8時20分。できたてホヤホヤの新幹線ホームを眺めつつ、敦賀駅に入線していきます。新幹線延伸後は新幹線の真下に新設される特急用ホームに移るため、ここに入っていくのも最後になります。

金沢駅に到着



そうこうしているうちに金沢駅へ到着。駅名標がIRいしかわ鉄道仕様のものに換装され、上からシールでJRカラーの前駅/次駅表示が。3月16日には剥がされたはずです


新幹線延伸を翌日に控えた金沢駅。イベントの設営なども行われており、お祝いムードの高まりを感じました。


まずはずっと乗ってみたかった浅野川線へ。地下ホームで列車別改札って珍しいですよね


東京メトロから譲渡された元日比谷線の03系。最近ちょくちょく地方譲渡されてるみたいですね。

内灘をお散歩



北鉄金沢駅から17分で内灘駅に到着。内灘というと、今年1月の能登半島地震で液状化の被害を受けた報道をよく目にした印象があったのですが、被害が甚大だったのは町の北半分で、駅のある南側は軽微だったようです。

駅前の観光案内所に3時間500円のレンタサイクルを発見したので借りるどうか迷っていたのですが、スタッフの方が「海岸くらいまでなら全然歩けますよ〜」と仰っていたので歩くことに。


だいたい15分くらい歩き、内灘海岸に到着。


こんな大きいとは思ってなかったのでびっくり。周囲に人がいなかったこともあり、砂浜を歩きながら歌ってました。気持ちいいね


昼食は"和乃食 はねや"で海鮮丼(2200円)
おいしかったです。正直、金沢市内で食べるよりお得なんじゃないでしょうか。


能登産の焼き牡蠣も注文しました。牡蠣といえば広島はじめ瀬戸内海のイメージが強いのですが、日本海のも有名みたいですね。ぷりっぷりで最高でした。


デザートは内灘産の牛乳を使ったプリン。内灘って牛乳つくってるんだ?と初めて知りました。「ミルク王国ウチナダ」として熱心にPRをしているようです。

兼六園へ



再び北鉄電車で金沢市内へ戻り、バスに乗り換えて兼六園へ。外国人観光客が多いのは最早日本の観光地どこでも同じだと思うのですが、印象的なのは欧米系の多さ。大阪や京都はアジア圏からの来訪者が多いイメージがありますが、こちらは真逆で、歩いててもあまり中国語や韓国語が聞こえてきません。


さすがは日本三名園。睡眠不足の疲れが吹き飛ぶ癒やしの空間でした(フラグ)

そういえばいつだったか見たツイートで「東京からの観光客が金沢駅から兼六園まで徒歩移動するので地元民が驚いている」みたいな話があったのを思い出しました。正直、歩こうと思えば歩けるという感じではあります。ぼくは往復バス使ったけど。

後編では、ラストランを間近に控えた金沢駅の盛り上がりや、帰りのサンダーバードについて書きます。それでは。

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